3/22の花島まちかど散歩に続き、その隣町の犢橋周辺を歩きました。今回も花見川公民館主催で案内役を務めさせていただきました。
コースは犢橋公民館からまずは低地の犢橋本郷(旧集落)を歩き、分水嶺に造られた御成街道に出て犢橋新田を歩くというコースです。
千葉北高校の隣にある「駒形観音奥之院」は馬頭観世音を祀っています。元和6年(1620)、三代将軍家光が鷹狩りの帰途、愛馬が傷つき亡くなったのでその屍を葬った場所と言い伝えられています。境内には奉納された多数の石絵馬が飾られています。
地図の7番の位置には馬頭観音があり、道しるべも刻まれています、ここは旧けみがわ道の交差点だったのです。
同じ位置の道路の反対側には道祖神があります。階段上の高くなった場所に保管されています。
本郷橋を渡ります。この小河川は子和清水排水路、旧犢橋川です。この川は下流で花見川に注ぎます。
旧集落の中心地は長福寺。創建は不明ですが安土桃山時代には存在していたとのことです。かつて犢橋小学校はこのお寺の本堂にありました。
長福寺の墓地横を歩きます。この辺は低湿地帯で農地として活用されています。緑が多くて気持ち良いです。
御成街道の旧道には地蔵堂があります。石地蔵、お不動様、閻魔大王が安置されています。
今回も、地元なのに知らないことばかりでした、というご感想を複数いただきました。普段はあまり意識しないことでも、少しだけ調べてみると意外な発見があるので、まち歩きの楽しさは尽きないですね。